オリゴ糖

株式会社コガネイでは、鳥取大学工学部と共同で、これまでμg~mgオーダーのバッチ収量であったオリゴ糖を完全化学合成にて高純度で大量に合成する技術を実用化しました。


オリゴ糖は、グルコサミン、グルコース、グルクロン酸、マンノースなどの単糖が2つ以上つながった化合物のことを指し、天然からの抽出、化学合成(固相・液相)等から得られます。

糖鎖の中でも比較的短いオリゴ糖は、抗菌性を有していたり、他の機能性化合物と結合して水溶性が付与されたり、生体内の患部への標的性を高めるなどの効果も期待され、分子レベルで構造と活性の相関が検証可能という利点もあります。


オリゴ糖の化学合成はこれまで固相合成が主流でしたが、高純度で回収するためには高度な技術を要し、安価に大量合成できないという課題がありました。

コガネイでは、これまで主流の固相合成ではなく、新規の液相合成手法「オートメーテッド・エレクトロケミカル・アセンブリー(AEA)」(日本語訳:液相電解自動合成法)を応用し、オリゴ糖合成工程の自動制御化を実現しました。


これにより、1バッチあたり100mgオーダーの単一構造のオリゴ糖(脱保護後)を得ることが可能となりました。これまでオリゴ糖の効果が確認されながらも入手量の問題で検討が進まなかった分野(医薬品、化粧品など)での応用研究が加速することを期待しています。


 


 

PRODUCT

以下のオリゴ糖の製造が可能です。
 ・グルコサミン・グルコース・マンノースなどの糖オリゴマー

  (2~6量体)

 ・その他特殊構造


コガネイのオリゴ糖は以下の特徴を持っています。
 ・ビルディングブロックを任意に配列可能
 ・保護基付き

  (化学合成における原料用途にも対応しやすい分子構造)
  (必要に応じて脱保護体も提供可能)
 ・脱離基を有する末端構造

  (還元末端側に脱離基を有し、他分子との複合体にも利用可能)
 ・アジド基導入可能

  (酵素阻害活性部位、

   クリック反応のリンカーとなるアジド基の導入が可能)


※上記の糖鎖やこれ以外の糖鎖についてもサンプル提供いたします。
 お気軽にお問合せください。


合成実績(例)

 

 

OPEN INNOVATION

オリゴ糖を利用した共同研究・共同開発を広く募集しています。